SPECIAL CONTENTS

03

わたしの温度があがるとき。
" 大好きな「コイツ」にあたらしい役割が生まれたよ。 "

はじめまして!チーム・ヌカモフ、オールユアーズのカワベです。

 

普段はオールユアーズで商品企画や、企画したものを形にするのに工場さんや生地屋さんと話をしたりしてます。

 

そんな私の体温があがるのは「うわ、すごい!」と思ったものに出会えたとき。

 

台湾で偶然出会った、自分の名前が入ったジャケット。

 

普段何か買うとき、みなさんはどこを見て選びますか?

 

私は作った人の言ったことがめっちゃよくて買うときもあればジャケットの1つのディティールを気に入って買うこともある…絶対「これ」というよりはなにか1個気に入ったところがあったら買っちゃいます。

自分が服を作る側になったのは、あんまり欲しいとかいいって思うものが少なくなってしまって「だったら自分で作ろう!」という気持ちもありました。

 

そうやって選んでいるので服はほとんど捨てたことがないんです。着ないサイズでも思わず買っちゃって、並べて見ていることも(笑)。

 

やっぱり、「服」は自分の中でちょっと特殊ですね。

 

最近オールユアーズの服以外では、社員旅行の台湾で、立ち寄った古着屋さんでジャケットを買いました。むかし、カワベの「べ」で「ベティ」と呼ばれていたのでこのジャケットは「やばい、名前が入ってる」と思って。

 

あ、これは着てます(笑)。

 

お客さんがよろこぶ瞬間と出会う毎日。

オールユアーズでは、今あるものを違う視点で見て商品を作っています。

 

例えばMOFUで作ったPコートは「軽くて暖かくてふわっとやわらかい」。Pコートでイメージする「硬くて重くてしんどい」というところをMOFU生地で解消できるなあと思って、つくりました。

 

生地自体は生地屋さんがいつも技術を開発しているけどお客さんはそれを知らない。その技術がお客さんの日常で「一番嬉しい瞬間」に変わる使い方ってどんなことだろう、と日々考えています。

繊維業界では当たり前のことでも、お客さんにとっては価値になることってたくさんあるんですよ。

 

あと、オールユアーズ の服は長く着てほしいというのもあるし、売った後のお客さんとのつながりというのも大事にしたくて、最近リペアやカスタムをやってます。

 

自分の商品自体がまだ少ないので今はまだ返ってくることが少ないんですけど、「これ破れたからなんとかしてください」って自分の商品がリペアで戻ってきたらすごく嬉しいなと思います。

 

ちなみに商品で思い入れのあるのはMOFUシャツです!もともとGジャンなんかの中間着が好きなので、羽織でも使えるしシャツでも使える、そういうところにこだわって作ってます。

 

あ、MOFUの読み方は結構どっちでもよくて、私はモーフ派なんですけど公式的には一応モフです。

 

考えに考えぬいた、「お客さんのため」のこだわり。

そのMOFUの生地でつくった「ヌカモフ」で一番大変だったのは糸でした。

 

今回使った「綿糸」って、綿の製品を染料で染める場合にポリエステルの糸だと一緒に染まらないので、綿の糸で一緒に染まるようにしたり、ジーンズのヴィンテージ感を再現するためなど、限られた場合にしか使わないんです。

 

私ももともとは、より強度が強く安価なポリエステルのスパンという糸でいいと思ったんですけど、発案者の杉原さんの話を聞いて考えが変わりました

 

カバーごと電子レンジで繰り返し温められるように、ポリエステルでもできるけど、綿糸だとより安全性が高い。全部天然繊維で作ったほうがいいというのは杉原さんがずっとこだわっていて、その通りだなと思って。

 

価格も強度も普段と違うので縫う人もとまどったと思うんですけど、そこのこだわりは死守したいな、って私も思ったんです

 

MOFU生地は生地の方向や伸縮性や厚みなど、縫ってくれる人からすると気を使うところが多い。さらに綿糸を使うとサンプル縫製中に切れてしまったりと色々あったんですけど、可能な方法をなんとか探して…。

 

世の中の技術的にはできることでも、自分の周りにある設備の中でできるかは全然違います。今回は、一緒につくりたい縫製施設や人がいたので、その設備の中でできるようにするためにはどうするかをたくさん相談して実現しました

 

完成したヌカモフを見ると綺麗に縫ってあるしすごく嬉しいです!

 

それぞれの思いがマッチした「ヌカモフ」

お米を作ったり生地を提供したり、縫製したり、各々の思いがちょうど機能的にマッチしたのが良かったなあと思っています。

 

MOFUの「空気を貯めてあたためる機能」は、もともと体の体温を利用して保温するというものだったけど、電子レンジであためられたヌカが中に入って、人のカラダの役割でスリーブが服みたいな。

 

体温以外にも熱を保温する役割をコイツが持てたのがおもしろいな、そういう活かされ方があるんだなというのが嬉しかった。

 

それに「冷え性です」感がなくていいですよね。シンプルであっためグッズ感がないところ。ふわふわで気持ちいいし。

 

結構香りも嫌いじゃないんですよ。パソコンからちょっと離れられる感じがある。ヌカモフはヌカというより和の香り…草の香りというか。杉原さんの熱い思いを受けて「なんとか綿糸で」って頑張った気持ちを思い出します。

 

あと、特にショルダーサイズは単純に巻きたくなる形とサイズがいいですよね。もともと、首さえ暖かければ多少薄着でもいけるだろってくらい首を温めることへの信頼感があるんです。

 

子どもの時、めっちゃ寒い日にお母さんがマフラーを貸してくれたんですけど、その瞬間「めっちゃあったかい!」と衝撃を受けて、それが今ヌカモフになってます(笑)

 

そういえばパタンナーの久味子さんはさむいさむいってブランケット使ってるからザブトンとかいいかも。暖房は顔ポカポカするけど顔ばっかりあったまるし、乾燥してくるけど、これ敷いて作業したらすごく暖かいな。柔らかいし!

 

おまけ(カワベが教える、ヌカモフとの付き合いかた)

うちはあまり気を使って洗う洋服を作ってないから、もともとスリーブのMOFU生地も先に加工をかけて縮めてるんです。ただ、洗った後脱水したまま放置せずに干してほしい!これが一番影響が強いです。

 

私は普通の洗剤で普通モードの洗濯で洗ってます。干すときもピッピっと意識しないくらいに伸ばしてます。

 

SPECIAL CONTENTS

01
「あたためること」は、いちばん記憶にのこる愛なのかもしれない。
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02
大好きな「コイツ」にあたらしい役割が生まれたよ。
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03
温度は、見えない「ありがとう」。
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