移住はできないけれど、ローカルで挑戦する人たちの後押しをしたい――。そんな想いを抱えた人たちに向けた新しい取り組み「ローカルヒーロー寺子屋」プロジェクトが9月からついに始まりました!(詳細はリンク先をご覧ください)
東京と釜石で開催された1回目のプログラムでは、TABEL株式会社 代表取締役の新田理恵さんを講師に招き、「伝わる写真の撮り方/地域をつなぐブランディング講座」をテーマに講座とワークショップを開催しました。
当日の様子をお伝えするこの記事、初めて顔を合わせた門下生たちの空気がどんどん変わっていくさまもお伝えします。
東京で実践的なスキルを学ぶため、セミナー開催会場となるSENQ青山に集まった寺子屋門下生は4名。当日は、門下生同士初めてのお顔合わせ。年齢や境遇もさまざまな中、新田さん講師による「伝わる写真の撮り方の講義」が少し緊張した雰囲気の中スタート。
文字だけの記事は読みにくい。記事の顔になれる、内容を読まなくても伝わる…「写真とは何か」、新田さんから紹介される事例を元に発見が続いていきます。
講義終盤では、門下生同士ペアになり、実際に写真を撮り合うワークショップを実施。撮影場所やポージングについて試行錯誤を重ねます!この短時間にも関わらず、どんどんと距離が近づく参加者たちの様子を見ながら、コミュニケーションとしての「写真の力」にも気づかされるワークショップとなりました。
それぞれ撮影した写真について、新田さんから総評をいただき講義は終了。そのまま懇親会へと突入し、東京での初日は幕を閉じたのでした。
2週間後、舞台は釜石へ
東京での開催から2週間後、寺子屋門下生がローカルベンチャーの6人が待つ釜石に降り立ちました。講師は東京での第1回目のプログラムに引き続き、新田さんが務めます。午前中は「地域をつなぐブランディング講座」と題し、ローカルベンチャーと門下生に向けた講座を実施しました。
「センスがいい」といわれるものの正体や、ターゲットの好みに合わせたルールの定め方など「ブランディングをする上でのコツ」について、様々な事例を元に学びます。質疑応答時間では、釜石側の参加者からも数多くの質問が飛び交い、盛り上がりを見せました。
そして、午後からのプログラムは午前中に受講した講義を元に、門下生とローカルベンチャーのメンバーがペアを組んで行うワークショップ。70seeds編集長岡山のファシリテートで、各ローカルベンチャーの事業にどう活かすかを具体的に一緒に考えました。
最後には、考えた事業の情報発信プランを各ペアから発表。ゲスト講師の新田さんから講評をいただいて終了。
前日に懇親会をおこなったこともあり、初めて顔を合わせた門下生とローカルベンチャーの関係も深まった状態で迎えた第1回目の寺子屋プロジェクト。今後も豪華な講師陣のもと、寺子屋プロジェクトは開催していきます。
引き続き70Seedsでは、寺子屋の様子をお届けしていきますので、お楽しみに!