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【取材裏話】フラワーのひみつ

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これまでインタビューにご協力いただいた方々が手にしている色とりどりのフラワー。

70seedsでは、インタビュー後に一輪の花をプレゼントしています。

ハンドメイド作品であるため、色、形、大きさ、デザインがすべて異なる「世界にひとつだけの花」。

日本では見慣れないこのお花、でも実はとても深い関係があります。

今日は、この花の知られざるストーリーを少しご紹介します。

 

商品名:AMIMONO /Wotje Flower (アミモノ/ウオッゼフラワー)

原産国:Marshall Islands (マーシャル諸島共和国)

原材料:椰子の葉、ワイヤ、マスキングテープ

 

マーシャル諸島共和国の伝統手工芸品「アミモノ」(詳細はこちら)。

アミモノ/ウオッゼフラワーは主にWotje環礁出身者が制作をしているため、

通称「Wotje Flower(ウオッゼフラワー)」と呼ばれています。

 

マーシャルの女性は、髪や耳に挿してファッションアイテムの一つとしておしゃれを楽しんだり、

ハワイではスターバックスの店員さんも御用達とか。

マーシャルを訪れる観光客にも人気のお土産アイテムです。

 

そんなWotje Flowerの誕生は、第二次世界大戦中に日本軍がWotje環礁に通信用のワイヤケーブルを

地中に埋めた歴史に遡ります。

戦後も撤去されることなく、今でも地中を掘れば出てくることから、

「このワイヤで花弁をつくったら、丈夫な花が作れるのでは」と閃いた編み手さんが、

90年代後半から制作を開始し、今に至るとのことです。

まさにアミモノの語源「知恵を使う」ことで生まれた戦争遺産。

 

戦後70年を経た今もなお、Wojte環礁には戦時中に運び込まれた巨大な大砲、砲弾、発電機、冷戦の残骸などが

住民の生活空間の中に同居しています。

 

声高に叫ぶでもなく、水に流すでもなく、そっと「花」を差し出す事で、戦争の記憶を蘇らせることができる知恵。

戦争を知らない世代が、戦争とつながる新しいつながり方を、Wotje Flowerから見出す事ができればと考えています。

 

編集部・okawa