「日本一ちいさな村」こと、舟橋村。


2017年秋、70seedsが取材で訪れたこの村は、何よりも子どもの教育を大切にすることで一躍有名になった自治体です。


日本一ちいさな村 人口増加の理由


この春、その舟橋村からあるプロジェクトを始めたいと相談を受けた編集部は、富山県へ急行しました。

岡山 史興
70Seeds編集長。「できごとのじぶんごと化」をミッションに、世の中のさまざまな「編集」に取り組んでいます。

なぜ「日本一ちいさな村」なのか

 

戦後起きた幾度の「市町村合併ブーム」のなか、一度も合併されずに独立を保ってきたことから「日本一ちいさな村」となった舟橋村。

 

独立を貫いてきた理由は、「村の子どもたち」のため。合併してしまうと、村に独自の小学校や中学校がなくなってしまう。それよりも独立を貫いて、子どものことを第一に考えられる村でありたい。そんな理念で運営されてきた村です。

 

「ばんどり騒動(米騒動)」発祥の地

 

歴史の教科書で目にしたことのある「米騒動」。その発祥の地こそが舟橋村なんです。

 

だからこそ、人一倍お米へのこだわりが強いのも舟橋村の地域性。

 

今回のプロジェクトの主役も、村で育てたお米でした。

 

「日本一お米に合うみそ」プロジェクト

 

始まったのは、舟橋村のお米を使った日本酒の酒麹をふんだんに使った「みそ」づくり。

 

舟橋村は冬場の雪が厳しい地域。つらい寒さを和らげるため、体をあたためる酒粕の入ったみそでつくった味噌汁を飲むのが昔からの習わしだったとか。

 

ですが、だんだんとその風習も薄れ、今では酒粕入りのみそを日常的に味わう機会も減っていました。

 

そんな背景をもとに、70seedsでは「日本一お米を愛する村から生まれた、日本一お米に合うみそ」として、このみそを世の中に送りだすことにしました。

 

それが、今回のクラウドファンディングプロジェクトです。(詳しい経緯や想いはリンク先をご覧ください)

 

9月10日、地域×食のデザインイベントを開催します。

 

このクラウドファンディングは、なんと開始3日で目標金額を達成!

 

期限までの追加目標として、+30万円を設定することにしました。集まった資金はみそのパンフレット制作に充てる予定です。

 

さらに、9月10日には、今回のパッケージデザインを担当した荻原由佳さん、CAMPFIREでクラウドファンディングを担当した「旅するおむすび屋」の菅本香菜さんをゲストに迎え、「地域×食のデザイン」をテーマにしたイベントを開催します。

 

https://70seeds180910.peatix.com/view

 

当日は舟橋村のお米とみそも味わえます!

 

舟橋村と70seedsの挑戦、ぜひ応援ください。