日本が戦後70年という節目を迎えた2015年、70seedsは産声を上げました。
立ち上げのコンセプトは「戦後70年の“知らなかった”と出会う」。
カルチャーやファッション、様々な製品など、「身近な戦後」と現在とのつながりを掘り起こして届けてきました。
そんなコンテンツを通じて、私たちの暮らす日本という国がたどってきた道を、「歴史」ではなく「生活」として感じ取ってもらい、世の中の様々な課題を自分に関係のあることとして伝えていきたい、と考えたのです。
そして、「戦後70年」の終戦記念日からもうすぐ1年、となった2016年夏、70seedsは「ハートに火をつける」Webメディアへと生まれ変わります。
世の中が変わるとき、誰かの生活がちょっと幸せなものになるとき、そこには必ず誰かの心を刺激する「人」がいます。
たとえ1人でも1億人でも、心を動かされた誰かがいるということは、確かに世界の一部分に変化が起きたということ。
ひとつひとつは小さな変化かもしれないけれど、その「ひとつ」がなければ幸せになれなかった人もいるということです。
戦争、環境、教育、経済、マイノリティ・・・一口に「幸せ」といっても、それを阻害する要因は世界に暮らす人々の数だけ存在します。
そんな無数の人々の課題に、それぞれのやり方で立ち向かう「人」たち。
目指すのは彼らの取り組みが、届くべき相手に届き、生まれるべき対価が生まれる世の中。
70seedsはそんな思いで運営していきます。
この世界を形づくっているあらゆる人々に、少しでも「ハートに火が点く」体験を届けられることを願っています。