移住はできないけれど、ローカルで挑戦する人たちの後押しをしたい――。そんな想いを抱えた人たちに向けた新しい取り組み「ローカルヒーロー寺子屋」プロジェクトプロジェクトが9月からついに始まりました!(詳細はリンク先をご覧ください)



今回は、寺子屋受講生と訪れた釜石でのローカルベンチャー事業体験ツアーの様子をお届けします。



まるで「宝石?」と見まがう特産の「甲子柿」づくりや釜石の街を体感するサイクリング、遡上する鮭と一緒に泳ぐ「サーモンスイム」など、現地の地域資源を活かした事業アイデアの数々、ぜひご覧ください!


前回、実際に釜石に訪れ釜石のまちやローカルベンチャーのことを知った寺子屋門下生たち。釜石でのセミナー実施後、ローカルベンチャーの家に泊めてもらって、翌日も釜石を堪能した門下生もいたり、徐々にメンバー同士の仲も深まっているようです。

前回、実際に釜石に訪れ釜石のまちやローカルベンチャーのことを知った寺子屋門下生たち。釜石でのセミナー実施後、ローカルベンチャーの家に泊めてもらって、翌日も釜石を堪能した門下生もいたり、徐々にメンバー同士の仲も深まっているようです。

 

釜石の風を感じる!シェアサイクルで楽しむサイクリングツアー〜1日目〜

 

前回の寺子屋開催から1か月、寺子屋メンバーは再び釜石へ。

 

今回のコンテンツは、講座ではなくローカルベンチャーが取り組む事業を実際に体験するフィールドワーク。初日は、サイクリングを通じたガイドツアーに取り組む福田学さんと一緒に、釜石の街を回ります。

 

使用するのは釜石駅前に設置されている、シェアサイクル「COGICOGI」という電動自転車。車で行動すると見落としがちな地元のスポットを福田さんに教えてもらいながら、釜石の魅力を体感しました。

 

釜石の街をぐるっと一回りした後は釜石駅に戻り、懇親会が開催される「三陸駒舎」へ向かいます。

 

三陸駒舎は三陸沿岸を中心とした地域再生に取り組む「馬と戯れることができる」ゲストハウス。企業の研修にも使われるこの場所で、総勢20名ほどが集まった大宴会が開催されました。

 

テーブルには「99%の素材は自分で育てているのよ」と語る地元のおばあちゃん、志津子さんがつくった地域の郷土料理が並びます。市役所の方から現地をフィールドにする大学教授まで、釜石に関わる大勢の方と触れ合いながら、夜を満喫した寺子屋門下生たちでした。

 

 

磨き、泳ぐ!濃すぎるローカル体験〜2日目〜

 

翌日最初の体験は、創作農家こすもすさんで、岩手県釜石市甲子町の特産品である甲子柿の磨き作業です。とれたての渋柿を、手袋をはめて優しく磨く寺子屋メンバー。磨けば磨くほど、柿がキラキラ輝いていく様子に、驚きを隠せません。

 

(写真:この柿を磨くと・・・・)

 

(写真:このようにピッカピカになります!)

 

業を終えたら昼食にこすもすの手作りカレーをいただいて出発します。ちなみに目の前に広がるこすもす公園は、ローカルベンチャーの1人深澤鮎美さんが構想する保育事業のフィールドでもあります。

 

釜石でのフィールドワークのラストは、陸前高田に移動し、一次産業×ツーリズムに取り組む吉野和也さんと一緒に、サーモンスイムを体験。

 

この時期、三陸のきれいな川には鮭が産卵のため遡上してくるのだそう。そんな鮭たちを間近で見ることのできるサーモンスイムに、参加メンバーも大はしゃぎでした。

 

釜石の魅力を肌で感じ、それぞれが釜石との関わり方を考えるきっかけになったローカルベンチャーと一緒にフィールドワーク。門下生とローカルベンチャーの関係も、更に深まった第2回目の寺子屋プロジェクト。今後も寺子屋プロジェクトは開催していきます。

 

引き続き70Seedsでは、寺子屋の様子をお届けしていきますので、お楽しみに!