伊藤 大成
1990年、神奈川生まれ。島とメディアをこよなく愛する25歳.

毎日猛暑でせっかくの休みを家の中の過ごす、という人も少なくないのではないでしょうか。

編集部員がセレクトした作品を紹介するシリーズ記事第1回。

今回は編集部・伊藤がオススメする、戦争の姿を考えさせられるちょっとコアな作品をご紹介します。

 

1.劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-

 

http://www.amazon.co.jp/dp/B003YUBDP4/

「機動戦士ガンダム」シリーズの中でも特に異色の作品と言われているのがこちら。「ガンダム」といえば人間同士の戦争を描いた作品が多いなか、この作品で戦う事になるのはなんと地球外からやってきた生命体です。

幼い頃から戦争に巻き込まれてきた主人公「刹那・F・セイエイ」がTVアニメ1期・2期で語られた成長を通して、地球外からやってくる生命体に対して出した答えとは?そして、作中で語れる「来るべき対話」の本当の意味とは?

作中でも度々キーワードとして登場する「対話」について深く考えさせられる作品です。

 

(写真:劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-・販売元 バンダイビジュアル発売日 2010/12/25)

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2.ヨコハマ買い出し紀行

http://www.amazon.co.jp/dp/4063145883/

お祭りのようだった世の中が落ち着き、人間の文明社会がゆっくりと終わりを迎えていく“夕凪(ゆうなぎ)の時代”…近未来の日本を舞台に、ロボットの人である主人公「アルファさん」とその周囲の人々の「てろてろな時間」を描いた作品です。

作中では、直接的な明言はされていないものの、「お祭りのようだった世の中」や「ロボットの人」の存在など、海に沈んでしまった神奈川の街並みなど、人間の文明社会を終わらせるような”何か”が過去にあった事を匂わせる描写が多くあります。

作中の空気感も非常に独特で、一度ならず数回、数十回と読み直したくなる不思議な作品です。

 

 

3.エースコンバット04  シャッタードスカイ

 

 

http://www.amazon.co.jp/dp/B0002ONELQ/

KONAMIより発売されたプレイステーション2用のゲームソフトです。

 

プレイヤーはパイロットである「メビウス1」になって、大陸間で起きる戦争を戦い抜いてくのですが、一方で並行して語られる「少年」の物語がとても魅力的です。「少年」は戦争のない中立国に住んでいましたが、「メビウス1」のライバルである「黄色の13」によって撃墜された飛行機によって、突然両親を失います。その後、一気に戦災に巻き込まれていく国を彷徨いながら、「黄色の13」と街で出会う事になります。

単なるヒーロー物ではない「戦争の物語」として非常に魅力的なゲームソフトです。

 

4.硫黄島からの手紙

 

http://www.amazon.co.jp/dp/B003GQSXJA/

あの名匠クリント・イーストウッドが生み出した第二次世界大戦中の硫黄島を描いた映画作品。同時に製作された「父親たちの星条旗」がアメリカ側の視点なのに対し、こちらは日本側からの視点で描かれています。

太平洋戦争を題材にした映画は数多くありますが、戦いを繰り広げるお互いの立場を俯瞰的に解釈している映画はそう多くはありません。

もちろん、作品自体のクオリティも非常に高く、戦争を考える作品としても、エンターテインメントとしてもお勧めできる作品です。

 

5. メガゾーン23

 

 

http://www.amazon.co.jp/dp/B010V5Q05M/

1985年にビデオのみで発売されたアニメーション作品。1982年に放映され、大ブームを起こした「超時空要塞マクロス」のスタッフが集結しつくられた意欲作です。

 

舞台は1980年代の東京、主人公の矢作省吾はバイク乗り回すを若者。ある日友人に呼ばれ、試作バイクを託されますが、友人はその場で射殺され、主人公も追われる身になります。

目の前で平和と常識が崩れ去った主人公が知った真実…実は自分がいた場所は「平和ないい時代」である1980年の東京ではなかった…?平和な時代を過ごしていたはずの若者が突然戦いに巻き込まれ、葛藤を経ながら経験をしていく姿を描く、知る人ぞ知る傑作アニメです。