「これからに残したい」商品を、作り手とともに届ける70seeds store。運営するスタッフは、物に込められたストーリーや作り手の想いをこよなく愛するメンバーです。

スタッフ同士で話していると「この作り手さん、とても素敵な信念があって……」「この商品、実はこんな課題解決につながっていてね……」など、話題が尽きません。私たちが心から愛するものを届けて、誰かの暮らしが少しだけ豊かになったら。納得できる暮らしの先にある未来、なんてちょっと先のことまでを一緒に思い描けるメンバーなのです。

そんなスタッフのおしゃべりを、みなさんにも少しお裾分けする「スタッフ座談会」をお届けします。今回は、70seeds storeで取り扱っている甘酒『玄米がユメヲミタ』について、ある会話がきっかけで生まれた、クッキング回です!

甘酒大好き派と苦手派の、ある日の会話

「甘酒って本当においしいよね~」

「実は私、甘酒が少し苦手で。身体に良いとよく聞くので、おいしく飲めるようになりたいなぁと、ずっと思ってはいるんですが…」

「そうなんだ!甘酒はアレンジもきくので、お菓子作りや料理に入れてもおいしいよ」

「わー、それは試してみたいかも!」

甘酒を片手に始まった、ある日の会話です。4人のスタッフメンバーには、偶然にも「甘酒大好き」な2人と、「実はちょっと苦手です」という2人がいました。

「飲む点滴」と呼ばれるほど、栄養価が高い甘酒。苦手派の2人だっておいしく暮らしに取り入れられるのであれば、ぜひチャレンジしてみたい。というわけで、あらためて4人で集まって「甘酒だらけの、甘酒ランチ」を作ることになりました!


――本日はよろしくおねがいします!70seeds storeのスタッフ、甘酒大好き派はこちらの2人です。

大森愛(おおもり・あい)

発酵して発光して発狂するプロデューサー・プレイングマネージャー。想いをカタチにをモットーに地域・食・文化の分野において様々な角度で携わっています。好きな食べ物はおばあちゃんの干し柿。70seeds store全体のディレクションを担当。「これいいよね〜、よくない?」っていう人です。

鈴木賀子(すずき・よしこ)

食いしん坊コネクタ。茨城出身。つくる人と受け取る人のあいだで、日々に心を寄せつつ、PRとして世の中を前に進めています。ときめく対象は、ごはん、日本酒、器、お花、飲食文学&マンガ。
70seeds storeではオペレーションの他に、写真撮影など幅広く担当。

――甘酒のどんなところが好きなんでしょう?

鈴木「私は日本酒が好きで、甘酒もいろいろな種類が好きです。ダイエット中は、甘酒でスムージーを作って朝ごはんに置き換えることもありますね。米麹には食物繊維も含まれているので、お通じを良くしたいときに飲んだりとか……」

大森「そうそう、もちろん味も大好きなんですが、“罪悪感なく飲める”ところがいいんですよね。私も二日酔いのときにお世話になったりしています(笑)」

――おいしいくて身体にもいい!というのがうれしいですね。対して、甘酒がちょっと苦手……というのは、この2人です。

鬼谷成美(おにたに・なるみ)

オンラインコンテンツディレクター。コスメ、ファッション、インテリア、絵画、写真など色彩に関するものが大好き。手持ちのアイシャドウは茶色だけで50色を超える。その人に似合うカラーやメイクを提案するのが得意。70seeds storeではアートディレクター、SNS企画を担当。

ウィルソン麻菜

「物の向こうにいる人」を伝えたいライター。作るひとも使う人も幸せな世の中をめざして文章を書いています。エシカル、手仕事、民族衣装などが大好物です。70seeds storeでは、主にテキストまわりを担当。「この興奮、伝われ…」と念じながらタイピングしてます。

――甘酒のどんなところが苦手なんでしょうか。

鬼谷「つぶつぶしているのとか、だめですね。あまりそのまま飲みたいと思えなくて」

ウィルソン「お酒っぽい独特の匂いと、ドロっと生ぬるいところ。でも、大森さんや鈴木さんの話を聞くと、やっぱり飲めるようになりたいなぁ……」

――大好き派も苦手派も、おいしく甘酒を取り入れられるレシピをつくっていきましょう!

米麹甘酒「玄米がユメヲミタ」

今回のレシピに使う甘酒は、山燕庵・杉原晋一さんがつくる『玄米がユメヲミタ』です。

玄米と米糀(こうじ)のみで作られている、ノンアルコールの玄米甘酒。自然循環型の農法で育てられた、山燕庵のブランド米「コシヒカリアモーレ石川県産玄米」を使用しています。

「いいものを食べて、笑おう」

妥協せず、素材から“いいもの”を届けたい。そんな杉原さんの想いがしっかり込められた『玄米がユメヲミタ』。試飲した人がみんな驚くそのおいしさを生かして、どんなアレンジができるのでしょうか。

70seedsで取材した、山燕庵さんの記事はこちら


――甘酒好きのおふたりとしては、他の甘酒に比べて『玄米がユメヲミタ』はどんな特徴がありますか?

鈴木「甘酒って、お酒を絞ったときに出る『酒粕』と、味噌づくりなんかで使われる『米麹』からできる2種類があるって知ってる?酒粕甘酒もおいしいんだけど、アルコールが残っていたりするんだよね。一方で、この『玄米がユメヲミタ』は米麹甘酒だから、ノンアルコールで飲みやすいね」

ウィルソン「本当だ、全然お酒っぽい独特の香りもしないですね。甘い!砂糖が入ってないなんて信じられない……」

鬼谷「米麹の甘みがすごいよね!玄米の香ばしさも!つぶつぶしてないし、酸味がなくて飲みやすいから『玄米がユメヲミタ』なら私も飲めます」

大森「あと、やっぱり信頼感があるなぁ。杉原さんがこだわってお米から作っているってわかるから、安心して飲めるのがうれしい」

――そのままでも十分おいしい『玄米がユメヲミタ』ですが、今回はアレンジ企画なので、いろいろなレシピに活用していきます!

甘酒レシピで、ランチを作ろう

今回つくるのは、甘酒パンケーキ・甘酒サラダ・甘酒カフェオレ・甘酒アイスの4品。

「つくる」と言っても、混ぜたりかけたりするだけの、簡単レシピです。「誰でも簡単に、甘酒を暮らしに取り入れられること」を大切に、メニューを選びました。

夏バテや寝不足で身体が疲れたなと思うとき、お米のやさしい甘みがほしいとき。ちょっとだけ甘酒をプラスするだけなのに、なんだか元気になれるレシピです。


――最初のメニューは、甘酒パンケーキです。ホットケーキミックスに書かれた材料に、甘酒を加えるだけ。少しゆるめの生地になるので、薄く食べやすいパンケーキができます。(甘酒が入ると少し焦げやすいので、弱火で焼いてくださいね)

大森「ほんのり香ばしい香りがする。あれ、焦げてるからかな(笑)」

ウィルソン「いや、焦げてないものも香ばしさありますよ(笑)シロップをかけない状態でも、やさしい甘さがありますね」

鈴木「昔懐かしい、お店のパンケーキって感じでフルーツと合う!甘酒っぽさはあんまりないね」

鬼谷「薄くてふわふわしているので、たくさん食べれちゃいますね~」


――続いて、気になる甘酒サラダは、シーザードレッシングに甘酒が入っています。こちらも材料を混ぜるだけで簡単にできあがり。

鬼谷「まろやかで、おいしい~!」

ウィルソン「甘酒を入れる前の状態で味見したとき、酸味が強すぎたかなって思ってたんです。甘酒を加えるだけで、こんなに食べやすくなるんだ!」

鈴木「甘酒をサラダにかけるなんて、すごい身体に良さそう」

大森「たしかに。一回開けちゃった甘酒は、はやく飲まなきゃって焦ることもあるんだけど、ドレッシングならどんどん食べられる!」


――ドリンクは今回、いろいろな案が出たんですが、シンプルにカフェオレにしてみました。普段のカフェオレに少し甘酒を足すと、お砂糖いらずでほんのり甘くなります。

ウィルソン「サラサラして飲みやすい!子どもだったら牛乳に少し甘酒を混ぜてあげるだけでも、甘くて喜びそう」

鬼谷「甘酒ってキンキンには冷えないイメージあったんですけど、これなら冷たくなって夏も飲めますね」

大森「牛乳もいいけど、豆乳と甘酒を1:1で割るのが、私はすごく好きなんだよね」

鈴木「豆乳おいしいですよね~!甘酒は酸味があるものとも合うから、トマトジュースやにんじんジュースと割るのもおすすめ。さっぱりしていて、どんどん飲めちゃうよ」

ウィルソン「それも、やってみたい!!」


――もちろんデザートも忘れません。夏にぴったりの甘酒がけアイスです。今回は、バニラとチョコの2種類に、甘酒をふんだんにかけてみました。

ウィルソン「甘酒じゃなくて、キャラメルソースみたい。おいしい…」

鬼谷「バニラやチョコにも合うけど、真夏はかき氷にかけてもおいしいかも」

大森「アイスクリームを食べているのに、甘酒かけるだけで少し罪悪感が減る気がするな」

鈴木「たしかに(笑)米麹の栄養たっぷりだから、おいしいだけじゃなく身体にもやさしいデザートですよね」

甘酒で、自分の暮らしがちょっと好きになる

――4種類の甘酒アレンジを楽しんだ、甘酒ランチ。どうでしたか?

ウィルソン「甘酒ってそのまま飲まなきゃって思ってましたが、今回いろんなアレンジで楽しめて幅の広さにびっくり。もっといろいろなレシピを作ってみたいな」

鬼谷「私も甘酒飲むのは苦手だけど、『玄米がユメヲミタ』の自然な甘さは砂糖代わりにもなるので炒めものに使ったりもしてます。すごくおいしいですよ!」

鈴木「たしかに甘酒のなかでも、『玄米がユメヲミタ』は特にいろいろな食材と相性が良い気がするな~。カレーや味噌汁の隠し味にするとコクが出たりもして、調味料としてここまで使える甘酒は珍しいなと思います」

鬼谷「これまでプリンや蒸しパンにも甘酒を入れてみましたが、全部ほんのりした甘さで食べやすかったです。甘いものなのに罪悪感がなくて、むしろヘルシーなおやつを作った自分を褒めたくなっちゃった」

大森「いつものお菓子や料理、飲み物にちょっとだけ甘酒を加えるだけで、米麹のパワーがもらえる気がするよね。暮らしに取り入れやすいのがいいなー!」

――……と最後まで甘酒トークが止まらない座談会となりました。作って、食べて、アレンジして、また食べて。甘酒を取り入れる自分の暮らしが好きになるような、おいしくて、身体も喜ぶレシピばかりでした。
米麹のチカラで、身体が内側から整う『玄米がユメヲミタ』。甘酒大好きなあの人にも、ちょっと苦手と言っていたあの人にも、スタッフ一同が心からおすすめできる甘酒です。ぜひ、まずはそのままで飲んでみて。そして、やさしい甘さを、いろいろな料理に使ってみてください。

70seeds storeでは、みなさんからの「こんな甘酒アレンジもおすすめ!」などのアイディアも大歓迎。身体にやさしく、おいしい甘酒との暮らしを、みなさんと一緒に楽しんでいければうれしいです。

「玄米がユメヲミタ」が気になった方は、こちら

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