「戦後70年の“知らなかった”と出会う。」をコンセプトに、2015年3月スタートしたウェブメディア『70seeds』も丸5年を迎えました。

世間的にも急激な変化が相次いでいる2020年は、戦後75年の節目でもあります。

「戦後」の終わりが近づいているかのような感覚に襲われる今、70seedsでは改めて「平和」というテーマについて捉えなおしていく特集「私の“平和”」をはじめることにしました。

岡山 史興
長崎生まれ、富山在住の岡山です。 高校生のときに高校生発の平和活動「高校生1万人署名活動」を立ち上げ、長崎から国連へ核兵器廃絶のアピールを行う第5代高校生大使に選ばれローマ法王に謁見。 平和をライフワークに据え、筑波大学/大学院で「被爆者の証言継承」を研究。 現在は社会の変化を目指すプレーヤーの「共在者」として伴走するトゥ株式会社の代表を務めながら、日本一小さな村富山県舟橋村で「みん営」を掲げる保育料ゼロの学童保育fork toyamaを運営。

こんにちは、70seeds編集長の岡山です。

私はこれまで「平和」というテーマについて動き続け、70seedsを含む様々な媒体で言葉にしてきました。その中で強く抱き続けてきた課題感、それは「自分ごと化」というハードルについて。

ただし、「自分ごと化しにくい」こと自体は、実はネガティブなだけではないと考えています。なぜならば、それは人の感性や生活、何を大切にしているかの多様性を示す何よりの証拠でもあるからです。

世の中に同じ人は一人としていないのに、「平和」という概念だけですべてを包み込めるはずはない。世の中を「平和」にするために本当に必要なのは、概念の向こう側にいるひとりひとりのことを知るアクションと、それでも全てを知ることなどできないという「想像もできないこと」への想像力なのだと思っています。

そんな思いから、70seedsライターがひとりひとり自分の内にある「平和」を具体的な体験と言葉で紡いでいく特集「私の“平和”」をはじめていくことにしました。

今回それぞれの「平和」を描いてくださるライターさんは以下の方々です。
(敬称略)

貝津美里
三瓶雄大
鈴木詩乃
中西須瑞化
若林理央

(順次追加中)

普段70seedsでは「次の70年」をつくる誰かのことを伝える記事を書いているライターさんたちがどんなことを大切にしている人なのか、ぜひ「平和」という概念ではなく個人の思いや考えに触れていただけたらうれしく思います。

『70seeds』編集長 岡山史興